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言語活動の充実とは?具体的にどのようなこと?

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学習指導要領を読むと、頻繁に使われている『言語活動の充実』。国語科や外国語科だけでのことではありません。

言語活動の充実とは

国語科においては

  • 「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」に関する基本的な国語の力を定着させること。
  • 言葉の美しさやリズムを体感させたりすること。
  • 発達の段階に応じて,記録,要約,説明,論述

  といった言語活動を行う能力を培うこと。

  各教科等においては

国語科で培った能力を基本にそれぞれの教科等の目標を実現する手立てとして知的活動(論理や思考)やコミュニケーション,感性・情緒の基盤といった言語の役割を踏まえて,言語活動を充実させること。

国語科においての言語活動

文科省のHPを確認すると、『各教科等における言語活動の充実の意義』として、国語科においての言語活動を、このように記載されています。

国語科においては,これらの言語の果たす役割を踏まえて,的確に理解し,論理的に思考し表現する能力,互いの立場や考えを尊重して伝え合う能力を育成することや我が国の言語文化に触れて感性や情緒を育むことが重要である。そのためには,「話すこと・聞くこと」や「書くこと」,「読むこと」に関する基本的な国語の力を定着させたり,言葉の美しさやリズムを体感させたりするとともに,発達の段階に応じて,記録,要約,説明,論述といった言語活動を行う能力を培う必要がある。

各教科においての言語活動

同じく文科省のHPによると、各教科については、このように記載されています。

各教科等においては,国語科で培った能力を基本に,それぞれの教科等の目標を実現する手立てとして,知的活動(論理や思考)やコミュニケーション,感性・情緒の基盤といった言語の役割を踏まえて,言語活動を充実させる必要がある。
各教科等における言語活動の充実に当たっては,これまでの言語活動を通じた指導について把握・検証した上で,各教科等の目標と指導事項との関連及び児童生徒の発達の段階や言語能力を踏まえて言語活動を計画的に位置付け,授業の構成や指導の在り方自体を工夫・改善していくことが求められる。

言語に関する能力の育成

平成20年答申によると、言語は知的活動(論理や思考)の基盤であり、そしてコミュニケーションや感性・情緒の基盤でもあり、豊かな心を育む上においても、言語に関する能力を高めていくことが重要と示されています。

このようなことから、現行の学習指導要領では、言語に関する能力の育成が重視され、各教科等においても言語活動を充実することとなっているとされています。

さらに、各学校における教科間の関連や学年を超えた系統的で意図的、計画的な言語活動が実施されるように、カリキュラム・マネジメントを適正に行うことも求められています。

まとめ

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言語活動の充実は、単に国語科においてのものではなく、各教科においても指導が必要だとされています。教育課程作成に当たっても、系統的、計画的、意図的な指導計画を作成することが求められています。

 

 

 

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