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小学校生活科と理科のつながりについて

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小学校2年生の生活科で扱うことがある空気砲あそびは、子どもたちにとって、とても楽しい学習です。

生活科とは

まずは、学習指導要領の生活科の目標は、このようになっています。

具体的な活動や体験を通して,身近な生活に関わる見方・考え方を生かし,自
立し生活を豊かにしていくための資質・能力を次のとおり育成することを目指
す。
⑴ 活動や体験の過程において,自分自身,身近な人々,社会及び自然の特徴
やよさ,それらの関わり等に気付くとともに,生活上必要な習慣や技能を身
に付けるようにする。
⑵ 身近な人々,社会及び自然を自分との関わりで捉え,自分自身や自分の生
活について考え,表現することができるようにする。
⑶ 身近な人々,社会及び自然に自ら働きかけ,意欲や自信をもって学んだり
生活を豊かにしたりしようとする態度を養う。
(文科省:『学習指導要領』より引用)

自分の身近なものや社会、自然との関係から学習する内容が主となっていますね。

生活科は、小学校1,2学年で学習します。

生活科は楽しい学習内容

身近なものから気づきや発見をみつけたり、生活を豊かにしようとしたり、自分とのかかわりに気づいたりすることは、子どもたちにとって楽しい学習内容ですよね。

教師としても、子どもたちにとって、より身近で、興味をもつような教材や題材を考えて、工夫した学習つくりを心がけています。

例えば、生活科の内容としてあげられている次のような内容。

身近な自然を利用したり,身近にある物を使ったりするなどして遊ぶ活
動を通して,遊びや遊びに使う物を工夫してつくることができ,その面白
さや自然の不思議さに気付くとともに,みんなと楽しみながら遊びを創り
出そうとする。

この学習で、取り上げられることが多い、空気砲は、楽しみながら、『空気』についての不思議さや面白さに気づくことができる、教師にとっても楽しい教材のひとつです。

理科との関連を考える

この空気砲を使って楽しむ学習をする場合にも、ただ楽しむだけの授業となることは、もちろんありませんが、本時のねらいだけではなく、次の学年への見通しも、しっかりと頭に入れておくと、声かけの仕方が変わってくるように思います。

2年生の子どもたちにとっては、教師側から気づきの観点を伝えてもよいと思うので、このような声かけが、次年度にもつながるのではないかと思います。みなさんも、ぜひ考えてみてください。

生活科と理科ネコサン

まとめ

生活科は、子どもたちにとっても教師にとっても、楽しむことができる内容が多い教科のひとつです。生活科という教科の特性を考えると、授業を進める際に、理科や社会への移行も頭に入れながら、声かけをするのは、子どもたちが、次への課題に進むためのきっかけにもなるのではないかと考えています。

 

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