義務教育

教育実習中に困ったことをメモに残そう!

教育実習ポイント

今回教育実習後に役に立つ表の作成をご紹介していきます。簡単なメモ程度でよいので、実習前に表を作成して(手書きで十分)、二次試験で活用できるようにしておきましょう。

表の作り方

メモをとるための表には、こんな感じのものがおすすめです。

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メモの取り方

表の項目は『失敗したことや困ったこと』『自分の考えや行動』『指導してもらったこと』の3つに分けます。

『失敗したことや困ったこと』には、自分のことだけではなく、担任の先生や保護者の方が困っていたことなどもあったら、記入しておきます。

担任の先生が困っている場面としては、授業中に急な嘔吐などがあった場合などの、ひとりで対応ができない時にどうするか、等です。そのとき、実習生の立場でできることは、担任の先生の指示に従うことですが、担任の先生の対応がどのようなものであったかは、あとで振り返っておきたいものです。

『自分の考えや行動』は、実習中に困ったことに出会った自分の対応を、そしてそれに対していただいた指導を『指導してもらったこと』に記入します。

活用の仕方

こういった自分の失敗や困ったことは、自分にとって嬉しいことではありませんよね。

けれど、失敗や困った経験は、次へのステップのきっかけにすぎません。

その失敗があるからこそわかること、知ったこと、そういったものを自分の宝物に変えましょう。そして、面接や模擬授業の中で生かすことができれば、その経験は大きな学びとなり、結果への架け橋ともなりえます。

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まとめ

はじめての教育実習。

先生や子供たちの前できちんと話せるかな?

上手に授業ができるかな?

子供たちと仲よくできるかな?

オロオロしたらどうしよう!

何か失敗したらどうしよう! そんな不安がたくさんあることでしょう。

けれど心配はいりません。

先生や子供たちの前できちんと話せなくても、

授業が上手にできなくても、

子供たちと仲よくできなくても、

オロオロしても、

失敗しても、 それはそれでいいのです。そのための教育実習なのです。

教育実習での学びを 教採に役立てていきましょう。

前出の表のなどを作成し 自分が見やすいようにまとめて、 小論文、面接、模擬授業に備えておく。これは 教育実習でのPDCAサイクルって感じですね。

目標→実行→評価→改善。

実習後にそれぞれの視点で振り返ることが できるように準備しておきましょう。

 

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