教員採用試験で教育時事が問われるのは、教員が、採用後すぐ、実際に児童生徒に直接かかわり、経験を積んできた先生方とともに、学習指導、生徒指導に当たるからといえるでしょう。
児童生徒に向き合っていくためには、現在の教育事情を知らなければ、適切な対応ができないことも考えられます。コロナ禍での受験では、感染症対策についての問題もみられましたが、このことからも、うかがい知ることができます。
教育時事では、中央教育審議会(中教審)の答申や、文部科学省(文科省)による基本計画や通知、いじめ・不登校・虐待などの調査結果など、さまざまな角度から出題されます。
出題範囲がとても広く、学習しにくいという声が多くきかれる教育時事ですが、現在の教育現場での課題や通知等を知ることによって、問われやすい内容も絞ることができると考えられます。『ねこのーと』は、教育現場とのかかわりの中から、教育時事の出題予想を立て、対策をしています。