教育実習校では、職員室で作業をしたり、指導していただくことも多いと思いますが、職員室は学校によって雰囲気がとてもちがっているものです。
職員室の違いはどこ?
公立学校の職員室のつくりは、どの学校もあまり変わりありません。しかし、学校によって職員室の雰囲気は違っていて、その違いは、先生方の机の上や、棚等の使い方によるものだと感じています。
特に先生方の机の上は、使い方が人それぞれです。自分が仕事がしやすいように工夫されている場合が多いです。
先生方の机は、学年ごとにまとまっていることが多いです。そしてそのまとまりを『島』などと呼ぶことも多く、「島ごとに相談してください!」や「島で一つの意見を出してください!」など、机のまとまりを便利に利用しています。
机の上は片付けて帰る
そんな先生方の机ですが、みなさんはこんなことを耳にしたことはありませんか?
「机の上がきれいな人は仕事ができる」
それは『いつもきれい』のことをいうのでしょうか。
個人的な意見になりますが、確かに机の上がいつもきれいな人は仕事ができる、そういうイメージはあります。けれど、仕事中に机の上が散らかっている人は、仕事ができないのかといえば、そうともいえないと感じています。
なぜなら、机の上いっぱいに書類をのせて、仕事をしていても、仕事ができると感じる方をみてきたからです。
そもそも『仕事ができる』という言い方は、何を基準にしているかによって違うと思いませんか?
とはいえ、職員室は個人の場所ではなく、共有の場所。なので、仕事中に散らかっていても
仕事が終わったら、片付けて帰る。それは大切なことではないかと思うのです。
まとめ
大切なのは、仕事が終わったら机の上を片付ける。共有の場を意識するということは、
共有の場を大切にすることでもありますよね。職員室の雰囲気をつくっているひとつ
先生の机って大切な気がしませんか?
実習中は、自分よりも先に帰られる先生方もいらっしゃいますよね。何となく職員室が空いてきたら、全体を見渡してみてください。机の上に、書類が置いてあったり、教科書が出ていたりするのではなく、立てたり、しまったりしてあるなあ・・とか机の上の使い方が工夫されているなあ・・など気づくことがあるかもしれません。そして、自分だったら、こんな風に使いたいなあ、そう思うかもしれませんね。
今は、職場環境が大切にされています。職員室もその一つですね。職員室の机の上。教育実習で学んだことのひとつにあげることもできると思います。